父からの「おてんばでもいい、可憐に育って欲しい」って想いの香りだったんでしょうね♪。
第二次世界大戦後の復興に向かって前進していく
1947年に発表された「ミス・ディオール」。
ガルバナムのグリーンノートを持つシプレタイプの香りです。
緑の香りを含むジャスミンが、
「夜と大地を奏でる調べで歌を作る」
そんな蛍の飛び交うプロバンスのある宵に、
ミスディオールは生まれました。
by クリスチャン・ディオール
ネーミングは、
第二次世界大戦後、パリに訪れるようになったアメリカ人を皮肉った感覚と、
おてんばなディオールの妹(未婚)がこの香水名の企画会議に遅刻して
「おはよう、みなさん」とケロッとした顔であらわれた様子を見て、
エレガントなマドマアゼル(仏語)ではなく、おてんばなミスディオール(英語)に決まったそうです。
発売当時の甘いだけでないクラシックで
個性的なシプレグリーンノートの
千鳥格子柄ボトルを
「ミスディオール・オリジナル」と呼び、
2005年にリニューアル発表した若い世代を対象の
グルマンノートとフルーティノートを組み合わせた
ミスディオール・シェリーを
「ミスディオール」と称しています。
「ミスディオール・オリジナル」香水(シプレ) レシピ
トップノート
アルデヒド、ガルバナム、ベルガモット、クラリセージ
ミドルノート
ジャスミン、ローズ、ナルシス、ネロリ、カーネーション
ベース(ラスト)ノート
パチュリー、オークモス、サンダルウッド、ラブダナム、レザー、イリス
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