1889年に作成された「現代香水の第1号」と称されるジッキー。
横浜あざみ野と沖縄那覇のアロマスクール イースターセブンです。
従来の花の香りを真似る単純な香水と異なり、初めて合成香料を使用し、
情景や感情を表現した芸術作品です。
ゲラン2代目のエイメがイギリス留学した時に
恋した女性への想いを香りで表現したそうです。
プロポーズをしたけど彼女の家族に反対され実らなかったそうです。
エイメは独身を貫きました。そんな情感の詰まった香水です。
ジッキーがブレークしたキッカケ
男性的な香りだったので、エイメの甥ジャック(ゲラン3代目)が
自分の愛称「ジッキー」の名をつけ
男性用香水として発表することになりました。
(実はエイメが恋したその女性の愛称も「ジッキー」です。
多分、エイメの想いをネーミングに起用したジャックなんでしょうね。)
その後、
男女平等を問う時代に女性たちに使用され、
男女両用のユニセックスな香りとして愛され続けています。
時代を超えて人々を魅了する名香です。
映画「恍惚」や「タンゴ」に香水ジッキーが登場します。
タンゴでは
「ジッキーをつけた女性に感じるんだよ。ジッキーをつけた女性にブスはいない。」
のセリフが印象的です。
ジッキーをつけたら美しくなるかしらん?
エイメ/ジャック・ゲランの「ジッキー」香水(フゼアオリエンタル)レシピ
*香りのピラミッド「ノート」については横浜店コラム参照。
トップノート
ベルガモット、ローズマリー、ラベンダー
ミドルノート
ローズ、ジャスミン
ベース(ラスト)ノート
ローズウッド、ベチバー、バニリン、オポポナックス、イリス、クマリン
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