こんにちは。イースターセブンの黒澤です♪。
香水の専門家ゲランの特徴は4つ+1つあるようです。
(全く持って個人的な見解ですが。。。)
1つ目は、「80%は天然香料」を自慢するだけあって天然香料の質にこだわっています。
2つ目は、代々子孫の中から優れた「nez(鼻)」=調香師が誕生していることです。
3つ目は、一族が名香を創作し続けたことです。凄い一族です。
4つ目は、6つの天然香料を組み合わせる「ゲルリナーデ」と呼ばれる調合法です。
(ベルガモット、ローズ、ジャスミン、トンカビーンズ、バニラ、アイリス)
まず、ゲラン社の祖ピエール・フランソワ・ゲランは、
ナポレオン3世ユージェニー皇妃に捧げられたネロリやシトラス等をふんだんに使用した
「柑橘の女王」と称される⇒【インペリアル】1853年。(写真)
二代目エイメ・ゲランは、
合成香料バニリンとクマリンを使った近代香水の第1号⇒【ジッキー】1889年。
三代目ジャン・ジャック・ゲランの作品は、
<物語>を香りで表現するのが特徴です(個人的見解)。
小説ラバタイユのヒロイン「ミツコ」をイメージにした⇒【ミツコ】1919年。
タージ・マハール伝説の愛の物語からインスピレーションを得た
飛行士兼「星の王子様」「夜間飛行」著者サンテグジュペリへのオマージュ
【夜間飛行】1933年。(写真)
四代目ジャン・ポール・ゲランもスゴ鼻で<魂>を表現する天才です(個人的見解)。
土や緑、タバコの香りなどゲラン家の庭師たちをイメージした【ベチバー】1959年。
サンダルウッドをたくさん使った「輪廻転生」という意味の
そして、華麗なる一族に新風を放ったのが、
五代目ティエリー・ワッサー。ローズの魔術師です(個人的見解)。
ゲランの後継者として初めて一族以外から選ばれました。
これが、ゲランの特徴4つ+1つ の 「+1」です。