香りで主張する女性たち
こんにちは。
横浜あざみ野と沖縄那覇のアロマスクール「イースターセブン」です♪。
社会的立場も弱く、主張を大声で叫べない女性達は、
「言葉」のかわりに、
メッセージとして、ハーブの香りを駆使していたんだろうなあ~。
言葉以上に、心に強く響くのが「香り」なんだと思います。。。
「アンナ・マリア・オルシーニ」の場合
12世紀フランスでヘンテコな法律
「香料・手袋製造業者営業条例」というのがあったそうです。
<臭い革の匂いを隠すために手袋に香料を添付しましょう>って内容です(笑)。
手袋を着用すれば良い香りを発する事ができるので、当時は
香料と手袋がワンセットにされていたそうですよ~。
そこに目を付けたのが、
イタリアのネロラ公国王妃「アンナ・マリア・オルシーニ」です。
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ネロラ公国の広告塔アンナは、
自国物産品「柑橘類」をアピールしなければなりません。
「皆が食べる果実は需要があるけど、どの国でも生産しているし安価で儲けが少ない。」
「花の香りは果実より華やかで手袋香料になるし高価に取引される。ビジネスチャ~ンス!」
と考えたのでしょう。。。
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ネロラ公国の広告塔♪ 若く美しいアンナが、
革手袋の香り付けに自国物産品「オレンジ」の花を使用し、
流行らせた事からオレンジの花の事を「ネロリ」と呼ぶようになったそうです。
アンナ・マリア・オルシーニ ↓
カトリーヌ・ド・メディチの場合
(伊)フィレンツェの政治権力を持つ富豪
メディチ家のカトリーヌは、
メディチ家のカトリーヌは、
香りのトレンディどころか国をも動かしたんですよ!(^^)!。
カトリーヌは服飾職人や調香師・薬剤師、
イタリア文化を全部引き連れて、
フランス国王アンリ2世に嫁ぎました。
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財力も知識も豊富な彼女は
南仏グラースの香り豊かな「ゼラニウム」に目をつけて、
グラースに香料工場を作ったそうです。
現在は香料で有名な南仏グラースですが、
16世紀から革産業が盛んで革職人達の街だったんですね。
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「香料・手袋製造業者営業条例」のおかげで革職人の街グラースは、
革産業が発展すればするほど大量の香料が必要となり、
ついには香料産業のほうがメインになってしまったんです(^_^;)。。。
フランスに香料を持ち込み、
グラースを香水の街にしたのは
メディチ家のカトリーヌだったんですね♪。
カトリーヌ・ド・メディチ ↓
香りで主張する女性たち
アンナやカトリーヌのように、
香りのトレンドを作ってきたのは女性達のようです。
社会的立場も弱く、主張を大声で叫べない女性達は、
「言葉」のかわりに、
メッセージとして、ハーブの香りを駆使していたんだろうなあ~。
言葉以上に、心に強く響くのが「香り」なんだと思います。。。
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